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(宮台真司を100倍楽しむ方法)


by uramiya
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アジアの飢えの中で…

谷川氏は、会場を睨みながらその日のトークセッションを開始した。

サンクチュアリと言う池上遼一の劇画のように、カンボジアの飢えた大衆の状況に対して、この能天気なソフトSMやスカトロ猥談に終始する末期的資本主義痴呆な学生たちのありかたは、どうだろうか?

怒りと哀しみ…。

(時間切れ続く…)
# by uramiya | 2004-08-04 05:40 | 新エヴァンゲリオン
これは、野望の王国の裏話しとして語られるものだ。

エロスも女狂いもスカトロ(ケツ嘗め)の中で、極め嫌気がさした裏宮シンジだったが、その世界を脱して、男たちの世界を構想し始めたのはいつだったろうか?

前史としては、ワイルド7の「運命の七星」の肉鉄(悪の鉄道会社組織)がある。
要塞化した企業体の悪を描いてきた望月三起也だったが、魅力的な設定が十分に語り尽くされているとは言えないとシンジは思っていた。

小説家(劇画家)になるべきか実践する主人公そのものになるべきか迷うところだ。

小説家になる事は、社会の檻に自ら入ることでしかない事をシンジは、知っていたからだ。

想う前に、既に『野望の王国』は、そこにあった。

「いいさ、想うように書いていくさ!たかが、宇宙を作るだけじゃないか」

(続く…)
# by uramiya | 2004-08-02 05:00 | 新エヴァンゲリオン

少しは真面目に…

司会の谷川氏は、「残念な事です。前回の会場だった青山は閉じたようです」と言葉を始めた。

青山のトークセッション会場はおしゃれな感じの場所で、好感が持てた。
もっとも安上がりな舞台や演劇を見ているような感じがしていたものだ。
登場人物もシンプルであり無駄がなく、新しい漫才コンビ以上に知的刺激に満ちたセリフだけで、震撼させたり、鳥肌実体験以上のものを求めて集まっていたとも言える。

池袋は、それから比べると旧校舎の様な場所。
場所を選ばないとは言うものの谷川氏の挨拶からセリフや講談だけで楽しませるスターが、希薄となり、場所の提供が衰退し没落し始めているのを感じさせた。

場所は、猫の目の様に変えているが、同じオッカケばかりが来ているのではないだろうか?とも思えていた。
ぽんぽこ団は、後ろの席に座った。

「人間であり続ける事が必要なのだろうか?」と言う大テーマを話し出した。
東浩紀氏の「動物化するポストモダン」を引用しながら…。

会場は、静まりかえっていた。

(続く)

「有能な人ほど壊れやすい…」
# by uramiya | 2004-07-25 05:36 | 裏宮物語
文章は、頭を刺激します。

そして、ポルノグラフィティの中に何があるのかを見極めなくてはなりません。

フロイトの精神分析入門の中で、「しくじり」行為についての記述もあります。

「しくじり」にも意味があるし、事実は、小説よりも奇なりなのです。

現場の目撃者の素人証言の様に、このブログを書きつづっていこうと思います。

一寸、やりすぎたかなとも思ったけれども、周りの反応を見ながら訂正しつつ、進めていく予定でいます。
# by uramiya | 2004-07-21 02:57 | トイレット博士談

シンジの初体験秘話

「そんなの本当のセックスじゃない」とシンジは言った。


シンジは、一人になるといつも過去のあの事を思い出す。
苦い思い出でもある初体験の事だ。
苦い?セックスが楽しいのか?苦いのか?シンジには、まだわからなかった。

シンジは、6回も転校の経験がある。
民度の低い日本で年齢を偽ることは造作もない事だった。
「これは、全て夢だ。何度でも繰り返せるんだ!」のエヴァ劇場版のラストの悪夢から抜け出せないままのサブカルオタクとして別の人生を歩んでいたシンジであったが、
「これでは、小泉幕府の隠密から抜けたカムイのようだ」と思ったり、忍者トランプやカードを弟と作って遊んでいる振りをしているシンジ少年であった。
幾度も転校をしたのは、裏宮シンジが碇シンジである事がばれそうになるからであった。
「岡田としおも余計な事をしてくれた。裏宮の前史をアニメとして広報するなど…」そう考えながらもやはり、女好きである事は、変わりがなかったわけである。

少学3年生の時にシンジは、初体験を果たしていた。
シンジの所には、大江健三郎を愛読しているあまり美人とは言えない遠縁にあたる眼鏡の女子高生が疑似家庭教師として定期的にいつしか来るようになっていた。
しかし、少学生からみても世間からみても女子高生は、成熟した女性そのものである事に変わりがなかった。
早熟なシンジの感受性に答えるべく「政治的人間」と「性的人間」についての生態学を説明してゆくはめになり、シンジにとっては、知的な好奇心の一部だったのだけれども女子高生の方は、自分の肉体に興味を示しているのかと勘違いかそれとも倒錯に酔いしれだしたのか、「いいわ、シンジくん。最近の女子は、初体験が、中学生の時とか早いのを競い合っているけれども立派な革命家(注:少年時代のシンジは、社会学者になるよりも革命家を目指していた。)になるなら、そんな日本の民度に負けては駄目なのよ」
「いち早く大人の事を知らなくちゃ駄目だと思うわ…」
流石(さすが)に大江健三郎を愛読しているだけあってくどくどと自己弁護的な演説を長々と聴かされていたかと思うとレディスコミックスからの知識であるのか美少年狩りに引っかかった惨めなか弱い非力な子供を演じさせられる羽目になることを察知していたシンジであった。

女子高生は、既に、シンジが、情況を察知していての諦念であっても、または、ほんのりした好奇心に駆られていたとしても、騒ぎ出したり抵抗する素振りのない早熟な理解力を持っていることを見越したものであったのだが、既に全裸となって、シンジの前で陰唇をさらけ出していたのだった。
ケモノノの興奮を呼び覚ましているのか既に、ヘアーヌード写真以上のものが濡れているのが見て取れていた。
その女子大生と今は、会うこともなく、また、あったとしても、軽蔑以外の感情を持ち得ない事を知っているので社会学者として成功した裏宮シンジに近づく事もない女性であるのだが、その家庭教師の女子高生をMとここでは、名付けておこう。

「さぁ、シンジくん。先生のここを嘗めてみて!」
ミスMは、倒錯に蒸気しきっているのがわかった。
「でも、そこは、おしっこをする所だから嘗めたくありません」
「大人は、喜んでおしっこを飲んだりするのよ!それが、大人なの!いいえ、おしっこだけじゃないわ、お尻の穴だって喜んで嘗めているのよ。今は、おしっこの穴じゃない、快楽の穴よ、そんな事では、革命家になれないわ!」
変な理屈だったが、少学生のシンジにとって革命家になれないのは我慢の出来ない事であり、革命家になる試練こそが、アスカを殺した自分の輪廻であり、裏宮シンジとして生まれ変わった意味だと信じ切っていた故に、我慢をして舌を這わせるのであった。
「でも、先生。苦いです」
「シンジくん。ヨダレと一緒に垂れ流しちゃ駄目よ。いやいやなのがわかるわ。先生の分泌したものを飲み込むのよ。これは、おしっこと違うのよ。ううん。おしっこだって大人は、喜んで飲むものなのよ」
シンジは、「大人になんてならなくってもいいや!」と言って突き放したい衝動にかられていたが、じっと耐えていた。
耐えている理由は、自分でもわからなかったが、ミスMの欲望や願望が、懇願の様にシンジに向けられていることがわかっていたので、革命家としてではなく、男としてそれに答えようと言う理屈ではなく本能でそれを感じていたのであったのかも知れなかった。

シンジは、勃起を感じる事はなかったが、幼稚園時代から女の子をいじめていたりしていたけれども、本当は、一緒に砂山を作ったり、手を握ったりするとふわふわした気持ちになることを知っていて、それを、ミスMへも述べていた。
「女の子と遊んでいる方が楽しかったし、女の子も喜んでいたのがわかったんだけれども、他の男の子がひやかすから女の子と遊ぶのをやめたんです」と正直に自己分析をしてみせた。その早熟さに驚いたミスMは、その時点で股がジュンとなるのを感じていたのだった。
シンジは、既に、夢精の事を知っていたし、まだ、皮を被っている幼い男根に粘膜があり淡い快楽が走るのを知り尽くしていた。
しかし、その場では、緊張をしていたせいもあり、勃起に近いオルガズムへ到達する波を呼び寄せる事が出来ないままでいた。

勃起しなければ、罵倒や叱責を受ける!体罰以上にそれは、絶望的でつらいことだと直感的に感じ取っていた。
また、罵るアスカの姿を思い起こしていた。

しかし、ミスMは、優しく「いいのよ、シンジくん。」と言って、バイブをどこからか取り出してきて「これで、先生を思いっきり突いてみて!そして、征服して欲しいの!」
「ううん、シンジくん、先生なんて呼ばないで、M!って呼んで!」とも言ったのを覚えている。
どちらの台詞が先であったのかはわからないが、その密集した時間のいずれかに配分されていたのは記憶されている。
差し込むとMは痛がり、出血していたのがわかった。
空手を習っていたので、腕力だけは、普通の子供より自信があった。
しかし、痛がったり、出血しているのをみて躊躇しないわけにはいかなかった。
「いいの、シンジくん痛がっていても良いのよ!いいから突いて!」
シンジは、言われる様に必死でしたが、空しかった。Mは、その後、慟哭していたのがわかった。
「こんなのが初体験といえるのだろうか…?」シンジは、そう思い、口を閉ざす。
あまりに苦いし楽しくも喜びもない…?誰にも言うまい理解されまいと思った瞬間だった。

数日してMに会うとけろりとして、「交尾は、何回も繰り返してはじめて味が出てくるのよ」と言い近づいてくるが、遠ざかる様にシンジはしていった。
ご多分に漏れず、同学年のガールフレンドと仲良くしている所をわざと見せつけたり、馬鹿な男友達をロフトプラスワンで作ったり、岡留塾に通い出したり家出同然で、クラブやゲームセンターに入り浸るようになったのはこの頃だった。

少学生のシンジは、ゲームセンターで知り合った女子中学生などからブルセラやテレクラの話を聞いたりしていた。
初体験の話なども聞いたが、自慢話なのか暇つぶしなのかわからなかった。
いずれにしてもシンジは、美少年タイプだったので、女子中学生も放っておかない。
家出の話やドメスVの話、おやじに殴られたなどの話も聴かされていたが、被害者なのか加害者なのか判然としないし、被害性は、家出をして、教育を受けられない故に、「て~いうか~」とか、「まじで~」など戯れ宇宙語しか話せなくなっている事なのかわからなかった。
だが、学校へ押し返すことが教育でも学習でもない事をシンジは痛感していたし、外へワンコイン同盟を作ったり、居場所のない学習意欲のある人々に500円講演をしたり、インターネットで呼びかける事ではないだろうか?とその時に思っていたのだ。
無料やボランティアは新興宗教的で信じられない。かといって、1000円は高すぎる。連続して定期化する事が出来ないではないか。

少学生のシンジは、碇シンジ時代の記憶のせいか父譲りの性欲のせいか年上の女子中学生などとよくセックスを自然にする様になったが、自然すぎると日常の一部ともなり刺激のないものとなってきたり、義務なんだか儀式なんだかわからなくなりかけていた。

「女たちは、肉体を求めてきたり、宝石やビトンのバックや物欲の虜だ。こんなのは、本当のセックスじゃない。心は、孤独なままだ。孤独以上に孤独だ!魂が入っていないんだ!魂が必要なんだ!」

そう思っている所にどこからか歌声が聞こえていたのでした。
浜崎あゆみか!?元ちとせ?あやや?
違う「地上の星」だが、何故か天空から聞こえてきた。

スチーム城は、陥落したばかりだと思し続編が作られるのは2年後のはずだが…。
そうか、あれが、ぽんぽこくんの言っていたみゆき城だな。みゆき城は、独立国であり、歌姫国パスポートもあり、北朝鮮の様な似非地上の楽園ではない本物の(ニセモノに対して本物としか言いようのない)全地球的規模の無宗教的でありながら自由な集合体を実現している世界だったな!
中島みゆき姫と対談がしたい!シンジは、いつもそう考えていた。だが、かなわぬまま今日まで来ていた。

みゆき姫そのものに近づくには、ギリシア神話とゾロアスター教、そして、ワーグナー「神々の黄昏」位は、最低限自分のものとしていなくてはならないからです。
少学生のシンジは、セックスは、出きても、それは、どうあがいても今は、無理なことがわかっていた。

シンジは、6回も転校をしていたので、友達が作りづらく又、上級生にいじめられていた。特に、女の子にちやほやされているので、もっと、いじめられていたが、女の子は、いじめられている時は、隠れていて後で慰めてくれたり、愚痴をいったりしているだけで、いつしか、力の強い方に靡(なび)いていく権力のあるヤマタクやその他、外交員の妻となる事を欲望の充足としていた事を知らされていた時だった。
少学1年生で入学したばかりのぽんぽこが、「少学6年生が大勢でいじめるなんて、資本主義のハイエナか?転向した団塊ジュニアの中流のボンボンらしい民度だな!」と言ってたちむかっていった。

少年にとって、女より男の友情の方が熱いことを革命家志望なら誰でもわかっていることなので、ぽんぽこが、女には、もてないのに、どうしてこんなに頑張れるのかそれを、みゆき城の理想と夢として聴くに至ったわけであるのだ。

中島みゆき…地上最後の前衛芸術家にして、革命的理想主義者…知らなかった、駄目なセックスばかりをしていたふにゃちん野郎だった…。


シンジ少年は、岐路に立たされた過去の記憶を呼び起こし決意を新たにするのでした。

ぽんぽこが言うには、天空みゆき城の中では、みんな労働に勤しんでいる。漫画の描けるものは、カムイ伝第3部に取りかかり書き出しているが、白土三平先生のOKが出ない状態であり、毎日討議を繰り返していると言うことだ。
エヴァンゲリオンの岡田プロデュース版の駄作を全面改定している作業にも着手しているし、西洋哲学史や歴史資料討議会があって、大衆や市民を巻き込んだ学習部門が生涯教育として確立しているとの事だ。
文化系学習は、全ての志のあるものが、無料で受けられるし、労働のための技術習得もプロジェクトX以上の完成度に達しているのだ。
残念ながら、医学や宇宙開発などは特権的で高額な授業料を抑えられないでいるが、異国日本の様に自民党べったりの日本医師会の様な不信状態ではなく、真の努力を人は優遇され尊敬を受けている。

裏宮は、絶句したのだった。

(続く)

次回は、中島みゆき的夫婦善哉シリーズです。
中島みゆきは、何故、結婚しないのかに迫り、夫ゼウスとのシュミレーション的夫婦生活像天空みゆき城の実体をレポートいたします。

では、又、来週!
# by uramiya | 2004-07-21 02:42 | ポルノグラフィティ